ホーム 02【遊びに行く】 都会の人が鰤一本を捌くなら風呂場がおすすめ。それならいっそ…お洒落な風呂屋で鰤を捌いてみた。

都会の人が鰤一本を捌くなら風呂場がおすすめ。それならいっそ…お洒落な風呂屋で鰤を捌いてみた。

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三重県南部の港町では大きな魚を捌くために、家に「外流し」と呼ばれる流し場があります。鰤などの大きな魚も気兼ねなく捌く場所。
この外流しのない、都会に暮らす人が鰤をどう捌くのか…。小さな疑問を解決するべく実施した調査では、「都会に住む人は風呂場で鰤を捌くのがベスト」といった結論に達しました。

前回記事はこちら→三重県産「鰤」をまるまる一本、唐突に友人宅に送ってみた

鰤は風呂場で捌く…。なるほど。それならばいっそ、お風呂屋さんで鰤を捌いて鰤=お風呂のイメージを定着させよう!
お風呂に入る → 何か食べたくなる → 鰤が浮かぶ → 鰤を食べに三重県に行きたくなる。
もはやこれは立派な観光誘致戦略ではありませんか。

尾鷲市早田町の合同会社き・よ・りさんがこの三重県産鰤の未来を切り開く壮大な計画に快諾いただき、スタッフ、鰤の手配を。小さな港町で生まれたまじめな企業さんですが、この辺りのノリが素敵です。
さらに、この一見無謀な挑戦を受けていただくのは、埼玉県大宮市のめちゃくちゃお洒落な温浴施設「おふろCafé Utatane」さんと、埼玉県ときがわ町の「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」さんの2店舗。どちらの施設もテレビや雑誌、新聞でも大きく取り上げられている話題の温浴施設なんです!かくしてこの壮大な観光誘致プロジェクトが始動しました。

4月某日。
早朝に水揚げされたばかりの鰤を積み込み尾鷲市早田町を出発、9時間後に無事に埼玉県に到着。海のない県、埼玉県に海の町尾鷲から潮風の香りとともに鰤を運んだ達成感を感じつつ、お風呂Café Utataneさんを訪ねました。

無題なんだこのお洒落な空間は…。フロント前には暖炉、あたたかな木目調の空間。お風呂屋さんの概念を覆すほどのお洒落さに、ここで本当に鰤なんか捌いてもいいんだろうか。折れそうな心をふるい立たせ、いざ、魚サバキ会@埼玉がスタート。

IMG_9323[1]フロント前のスペースに会場をセッティング。大漁旗にまな板、お風呂屋さんに異質な空間が出現。

DSC_0061いよいよ鰤が登場!今回も尾鷲市早田町の定置網からの鰤です。

DSCF7615Utataneさんでゆっくりとくつろいでいたお客様も、たくさん集まっていただき、鰤の解体スタートです。

DSCF7623 DSCF7631手早く解体されていく鰤。8キロのの鰤はあっという間にお造りに。

「旨い!」お風呂上がりの牛乳ならぬ、お風呂上がりの鰤。海なし県埼玉県の皆様に、美まし国三重の海の幸を存分にご堪能いただきました。しかしUtataneさんは若い女性のお客さんが多い…。
この後、希望の客様には鯵の捌き方教室も開催し、生まれて初めて魚を捌いた埼玉県人を数名生んでまいりました。都会の人が鰤を捌くならお風呂場がおすすめ。それならいっそ、風呂屋で鰤を捌こう!ほぼ勢いできてしまった埼玉県で、小さな県民交流が生まれました。
「今度、三重行きますね~!」なんて嬉しいお言葉もいただき、大満足の2日間となりました。

ご協力いただきましたUtataneさん、玉川温泉さん。ありがとうございました!スタッフのみなさま、次の日の若干の魚の匂いの対応、ありがとうございました!埼玉県のお洒落なお風呂屋さんに、確かに鰤の記憶と、鰤の香りを残した我々の挑戦。お風呂に入ると鰤が食べたくなり、三重に行きたくなる…の仮説を実証するため、我々の戦いはまだまだ続きます。


おふろcafe utatane HP

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉 HP

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