ホーム 02【遊びに行く】 02イベントレポート 【勝手に三重漁村サミット2016】これからの漁村をどうするべきか?漁村で暮らす7人の若者たちが繋がった。

【勝手に三重漁村サミット2016】これからの漁村をどうするべきか?漁村で暮らす7人の若者たちが繋がった。

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南北に伸びる三重県。伊勢湾から太平洋に面した沿岸部には大小様々な漁村が存在する。

三重の漁村が抱える問題は多い。人口減少や若者の漁師離れ、三重の漁村においても限界集落と呼ばれる場所は少なくない。そのような漁村で、地域の為また自分たちそして次の世代の為、様々取り組みを行う若者たちが南伊勢の小さな漁村に集まった。

その名も、

(勝手に…)三重漁村サミット2016

又の名を、(勝手に)G7

阿蘇浦漁港から眺める弁天島。
阿曽浦湾に浮かぶ弁天島。

2016.9.17、阿曽浦港から見える弁天島で三重漁村サミットは開催された。この弁天島は、古くから漁師や漁村民たちの守護神が祀られている神聖な場所。漁村には、大漁祈願や水難事故から身を守る為にこのような弁天島のような神社が各地に存在する。言わば、海の神が宿る場所。

そしてこの「勝手に三重漁村サミット2016」を立ち上げたのがこの二人。
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北田 真規
株式会社YAEN代表取締役
尾鷲市で地域資源活用のコンサルタントを営む。
元漁師。現在も九鬼町で漁村ライフを楽しんでいる。

 

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橋本 純
有限会社友栄水産
数年間、世界各地で放浪生活を送り、現在は家業である水産会社を営む。魚を売る前の自分を売っちゃうタイプ。

 

 

この二人、どう見ても怪しいですよね…

しかし、この二人の呼びかけで、三重県各地の漁村から7名(↑怪しい2人も含む)が集まりました。
計画当初は、若者漁師を中心に10名位の軽〜い飲み会程度で考えていた二人。しかし、フタを開ければギャラリーを含め、30名近くの人が阿曽浦に集まってしまいました。
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もう引き返せません。果たしてどのような漁村サミットになるのでしょうか?

陽が沈みかける18:00。
いよいよ弁天島に向けて出港です。もちろん漁船で渡ります。

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目指すは、弁天島。

島の周りは霧がかり、まさに海の神が待ち構えてるかのようです…

 

普段は禁足地となっていますので、無断での立ち入りは禁止されています。ご注意下さい。

 

 

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まずは、参加者全員でお祓いを受け、身も心も清浄します。
一気に緊張感に包まれました。
(ちなみに、事前下見の際、お祓いをせずに弁天島に踏み入った北田さんと私は当日の朝ぎっくり腰を患いました。おそらく天罰が下ったのでしょう…)

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恒例の三重のポーズ。

神事を終え、とりあえず記念撮影。

いよいよサミットがスタートです。
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社の中、G7が中心に座りそれぞれの漁村での取り組みやこれからの展望について語り合いました。

橋本 純さん。THE漁師という風貌ですね。
橋本 純さん。その風貌はTHE漁師。

ここ阿曽浦で鯛の養殖を行う傍ら、漁業体験などの観光プログラムを行う橋本さん。ご自身の海外での経験を生かした観光漁業という新たなビジネスチャンネルの可能性について語られました。

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彌重 量さん。イケメンです。

広島から熊野に移住された彌重さん。伊勢海老漁師として独り立ちしてからまだ経験の浅い為、まずは漁師としての技術を積み上げ、それから販路を見出してたいと語られました。希望と不安の中、これからのプランをお話しされました。

立花 圭さん。爽やかボーイです。
立花 圭さん。帰国子女の爽やかイケメンボーイです。

立花さんは、紀北町で魚を使った離乳食「mogcook」を企画・製造・販売されています。海産物の新たな市場やマーケティング方法、商品開発の経緯などをお話しされました。

石田 元気くん。可愛い顔してやる事は大胆です。以前OTONAMIEにブリ丼を持ってきました。
石田 元気くん。可愛い顔してやる事は大胆です。以前OTONAMIEに突如ブリ丼を持ってきた男です。

尾鷲の早田で地域おこし協力隊として活躍する元気くん。魚の通信販売「うみまかせ」や早田の魚を広めるイベント「魚捌き会」などの取り組み例をお話しいただきました。

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戸田 聡さん。なんか頭良さそうです…

山梨県出身で今は熊野に移住し、水産加工を営まれている戸田さん。
この日彼が放った言葉、「やっぱ漁村に一番必要なのは若い女の子だと思うんです!!」は多くの共感を産みました。これは、邪な意味ではなく、男と女と子供があって家族としての生活が成り立ち、漁村の発展に繋がると語られました。

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北田 真規さん。この人の頭の中は面白い事以外入ってません。

尾鷲の九鬼町を基点に漁村に新たなビジネスを創出する北田さん。これからの漁村に必要なものと、人を集めるために漁村で自らが行った取り組みと合わせて語られていました。また、これからの漁村を活性させる為には何か新しいプロジェクトが必要であり、今日集まった人々の力で遂行できるのではないかと提案されました。

浅尾 大輔さん。とにかく熱い男!!
浅尾 大輔さん。とにかく熱い男!!

大阪出身の浅尾さん。とにかくハートも見た目も熱い。鳥羽であさり養殖から牡蠣養殖、牡蠣小屋経営など多岐にわたって営まれています。これからの漁師が儲けるためには、しっかりとした経営能力と計算力が必要。そして漁師同士、漁村同士がしっかりと繋がって連携していくべきだと語られました。

これまで横の繋がりが全くなかった各漁村。しかし今回の漁村サミットに参加した7浦が繋がり、それぞれの情報を共有したことで、それぞれが新たな発見をしたのではないのでしょうか?
漁業・漁師としてみるのではなく、漁村としての魅力を再度見つめ直し、今にも残せる伝統や文化は守りつつ、新たな挑戦をしていけば三重県の沿岸部が生まれ変わるのでは?と感じました。

今後はこのサミットを皮切りに、漁村ならではの商品開発や情報発信をOTONAMIEでも取り上げていきたいと思います。
また、このサミットで生まれた商品などは随時ご紹介させていただきますので、期待してお待ち下さい。
このサミットが閉幕を迎える頃、社の外は満月の神秘的な明かりに包まれていました。
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この後、陸に戻っての懇親会。
みなさんやはり漁師らしい呑みっぷりでした。



 

 

 

 

 

 

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